3.Pascalの書き方

(1)文について

3.1 代入文

3.2 定数・変数

3.3 入力・出力

3.4 式・文


3.1 代入文

   形式
    変数 := 式
   構文で書くと難しく見えるが、簡単に言うと代入文というのは、式で値を求めて、変数にその値を代入 することである。

例) x:=15;・・・@
   x:=x+20;・・・A
   @:xという変数に15を代入する。
   A:xという変数に20をたして、その合計をxに代入する。
   ここで注意しなければいけないことは、変数xに値が代入されると、古い値は永久に失われる。
   また「:=」と関係演算子「=」とを混同しないように!

3.2 変数・定数

 3.2.1 定数
   例)123,123.0,1.23E2 等
   定数の宣言
    CONST文で宣言する。     例)CONST pai=3.14;

 3.2.2 変数
    変数は名前(名称)である。名前は、英字で始まり任意の英字と数字の組み合わせから成る。
   変数の宣言
    プログラム内で用いる変数は、VAR文で宣言する。
    例)VAR sum:integer;
      VAR a,b,c:real; 等

3.3 入力・出力

    3.3.1 入力文の例
    形式 READ(x1,x2,・・・,xn)
          x1,x2,・・・,xn:変数リスト
    意味 入力装置上のデータを読んで、その値を順にメモリーの変数x1,x2,・・・,xnに代入する。

 3.3.2 出力文の例
    形式 WRITELN(x1,x2,・・・,xn)
    意味 x1,x2,・・・,xnの内容を出力装置から出力する。

3.4 式・文

   *制御文(の一部)
     T)プログラムの先頭
        PROGRAM プログラム名(input,output)
     U)プログラムの終わり
        END.
     V)プログラム名
        変数と同様

   算術式 : A+B*2
   文字式 : KYONKYON
   論理式 : A>B
   文は上記の文または
         BEGIN 文; 文; ・・・ 文 END

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