出力文
形式 printf("書式",変数名);
意味 出力形式を示す。文字はそのまま出力され、%で始まる変換指定子は、対応する変数の値に置き換えられる
【変換指定子】
出力しようとする値の型と出力形式を指定する記号で、
%d は、整数型の符号付き10進数を表す
例
printf("%d¥n",a);
変数aの値を整数型で出力
printf ("%3d\n",a);
aの値を全桁数を3桁で表示
変換指定子 値の型 出力形式
%d int 符号付き10進数
%x int 符号なし16進数
%o int 符号なし8進数
%f float 小数点付き10進数
[プログラム例] [出力結果]
printf ("%d\n",15); 15
printf ("%x\n",15); f
printf ("%o\n",15); 17
printf ("%f\n",15); 15.0000
入力文
形式 scanf("書式",変数名);
意味 入力形式をしめす。入力データを格納する変数のアドレスを指定する。
変数名の前にアドレス演算子&を記述すると、その変数のアドレスを示す事が出来る
例
scanf("%d",&a);
・第1引数は書式です
・%dは整数型を表す
・そのあとの引数は格納先
格納先は変数名の頭に&を付けて書きます
3 入力処理
/* 入力した数値の演算 */
#include<stdio.h>
main()
{
int a,b,c,x;
/*データの入力*/
printf("input a,b,c:");
scanf("%d,%d,%d ",&a,&b,&c);
/*演算と結果の表示*/
x=a+b+c;
printf("a+b+c=%3d\n",x);
}
[実行結果]
input a,b,c:
230
4 入力データ
1000
a+b+c=1234
実数型(実数を扱う形式)には
float型 (単制度実数型)
double型 (倍制度実数型)
があります。これを使う際には、例題のように
float a,b,h,s;
double a,b,h,s;
という型宣言が必要です。
2)入出力の書式指定の際は、
float 型は %f
double 型は %lf と書きます
次へ