【特別企画】
新課程の情報科をどのように導入するか
−教育課程と高大接続−
コーディネータ:西野 和典(九州工業大学)
企画・実施:企画委員会
司 会:九州工業大学 西野 和典
指定討論者:千里金蘭大学 高橋 参吉
パネリスト:東京都立日比谷高等学校 天良 和男
次期教科「情報」大学入試導入の可能性と出題方法の提案
兵庫県立西宮今津高等学校 佐藤 万寿美
共通教科「情報」学習指導要領解説で具体的に示されたこと
-現場の視点から、教育課程・授業計画の具体案を探る-
企画の趣旨:
平成22年1月に,文部科学省から高等学校学習指導要領解説情報編が発表され,共通教科情報科(2科目:「社会と情報」,「情報の科学」)と専門教科情報科(13科目)の内容の詳細が示された。3年後の平成25年から,高校で新情報科の授業が開始される,
すでに,検定教科書や指導書,ディジタル教材の作成など,授業開始への具体的な準備が始まっている。高校では,新教育課程実施に対応した校内教育課程の編成作業が始まる時期でもある。高校の教育課程の改訂に伴って,各大学においても,いずれ入試選抜やアドミッションポリシーの見直しが,始まるであろう。
このような背景から,本特別企画では,まず新高校情報科の内容について説明し,古くから高校で情報科教育に携わっておられるお二人のパネリストから,次のご提案をいただく。
(1)新課程の情報科を,どのように高校の教育課程に位置付けていくか
(2)高大接続の観点から,情報科の大学入試導入の可能性について
その後,指定討論者から,2つの提案に対して問題提起をしていただき,参加者とともに論議する。高校で情報科を担当する教員,大学で情報教育を担当する教員にとって,役に立つ有意義な企画にしたい。